旅空をめぐる宵待月

宵待月の舞台探訪ブログ(聖地巡礼という名称も)。旅関係のブログ。ダイアリー「宵待月の旅の空」から移転。

舞台探訪(聖地巡礼):「夏目友人帳」 1期 第10話

アニメ「夏目友人帳」(1期):第十話「アサギの琴」

 

 BSジャパンのセレクション放送では放送されない、1期10話の「アサギの琴」です。

 1期3話の「八ツ原の怪人」と、場面転換に使われる背景がまったく同じものがいくつかありました。

 レイアウト設定の関係でこうなるのでしょうか?

 

 詳しくは続きで。

       

 天狗橋 2014年4月

 

 実は「アサギの琴」と「八ツ原の怪人」は、絵コンテが同じ方(大畑清隆さん)なんですよ。

 そのためかどうかは分かりませんが、もしかしてレイアウト設定もやっていらして、ロケハン写真による背景で同じものを使われているのかもしれません。

       

天狗橋       (⇒
天狗橋【反転】(Photo by USO9000) 夏目・西村・北本の下校

 この天狗橋の写真は USO9000 が2012年9月に撮影したものなのですが、『ぽい捨てしないで』の看板がアニメと同じものですね。

 ただ、1期3話では一方通行の看板として描かれていましたので、10話では実際の物と合っていることになります。

 ということは、3話と10話で同じ方向からの天狗橋について、新規に背景を描かれてますね!(見ればわかるとおり)

1期3話 1期10話

 1期3話「八ツ原の怪人」についてはこちら

  → http://yoimachituki2.hatenablog.com/entry/20180419/1524063600

 

 看板について、参考までに。

 冒頭の天狗橋の写真は自分が2014年4月に撮影したものですが、この時点でもかろうじて残っていました。2015年7月に訪問した時には、この形では残っていませんでした(2018年5月に訪問した際には、違うものになっていました)。

 その時々に応じた物に変わっていくのでしょうかね。

 

天狗橋の照明 西村たちが傘を探すシーン(1)

 自分が撮った時は雨模様のかなり条件が悪い時だったのですが…。これはちょっと遠くから望遠で撮ったんじゃないでしょうか?

 それに電線が1本しかありませんね…。

 

天狗橋上(Photo by USO9000) 西村たちが傘を探すシーン(2)

 天狗橋の赤い鉄骨が見事に再現されていますね。これも遠くから望遠で撮らないと、手前のコンクリート橋脚は入りません…。天気のいい日に撮影すると、赤が綺麗に発色できると思います。

 冒頭の『傘が降ってくる~アカガネと出会う』あたりは、ガードレールだけを含めいろいろな角度で描かれていますので、ここでかなりロケハンされて行かれたのでしょう。

 

 天狗橋はもうおなじみです。この後の話でも何度も違ったアングルで出ることになります。

       

3話と10話で場面転換に使われる背景(1)

 残念ながら、モデルとなった場所がわからないものがあります。

  •  鯉のぼりの竿とカラカラ回る矢車
  •  道端の地蔵

 『道端の地蔵』については、10話では「笑うな、地蔵」というニャンコ先生のセリフが付いてます。もともとが場面転換?だったことを考えると、これはニャンコ先生役の井上和彦さんのアドリブじゃないかな?という気がしています(1期1話ラスト含め、数々の名アドリブをされていますので)。

          

鉄塔(3話と10話で場面転換に使われる背景(2))       (⇒
大槻キャンプ場から見上げた鉄塔 場面転換の鉄塔(1)

 この鉄塔は場面転換に使われますが、10話では3回、それぞれ時間帯を変えて明け方・夕暮れ・昼間と3通り出てきます。

 3話では4回出てきたけれど、2枚×2回ということで背景としては2枚しか描かれていないことを考えると、10話では贅沢な使われ方ですね。

          

横井地蔵堂の『防火水そう』看板(3話と10話で場面転換に使われる背景(3)) (⇒
防火水そう看板 場面転換の看板

 夏目がニャンコ先生に、アサギを身体から出す方法を尋ねるシーンの冒頭です。

 この看板はなかなか発見されませんでした。それがわかった経緯についてはこちらをどうぞ。

  → http://yoimachituki2.hatenablog.com/entry/20180419/1524063600#txt3

         

祓川橋 脇の祠       (⇒

祓川橋脇の祠 切り株を探す二人

 

 この祠は、1期3話のと同じですね。

1期3話 1期10話

 これはさすがに描き直されたわけではなく、3話のを使用しているようですが。

 …だからといって祠についてはこの画を使いまわししている、という訳ではなく、場面によってそれぞれ違っている祠をモデルにして背景を描かれているようです。

 ラストで夏目がアカガネと別れる辻の祠、その後でニャンコ先生が夏目を迎えに来る道沿いの祠、どちらも上の画像の祠とは違うんですよね。

 

 これは、ロケ地となった熊本県人吉球磨地方での状況によるものみたいですね。

 「とにかくいたるところに祠や社があり、見つけるたびに止まって撮影していた。でも途中からあまりにたくさんあるので、飽きてきちゃって(笑)。それぐらい多い」と、渋谷美術監督が特集記事でおっしゃっています。(「PASH! Deeep!!!」⇒下に記載

 実際、自分も人吉球磨へ行った時に祠や地蔵の写真を撮ろうとしましたが、多すぎて追いつかなかったです(汗)

 

         

夏目友人帳」1期第10話の舞台

  ピンクのポイントです。
   より大きな地図で 夏目友人帳・蛍火の杜へ 舞台探訪(聖地巡礼)マップ を表示

 

 写真提供者の USO9000 の「夏目友人帳」記事はこちら

  ⇒ http://www7a.biglobe.ne.jp/~uso9000/travel/natsume1/natsume1.htm

 

       

夏目友人帳」舞台探訪 関連書籍

 上で挙げた書籍です。

PASH!Deeep!!! Vol.5 (主婦と生活生活シリーズ)

PASH!Deeep!!! Vol.5 (主婦と生活生活シリーズ)

 

 アニメ3期が終了する直前の発行書籍。

 『熊本ロケハン紀行』は、大森監督・美術監督の渋谷さんのコメント付き。

 

 

現地へ行かれる際のマナーについては、次のとおりお薦めします。

現地へ行かれる際のマナーのお薦め

 ・舞台を荒らさないこと。

 ・住民に迷惑をかけないこと。

 ・舞台での行動は慎重に。

 ・現地の方や、他の訪問のお客様に、挨拶をすると人の輪が拡がります。

 

 本記事内の「夏目友人帳」の画像の著作権は、緑川ゆき白泉社/「夏目友人帳」製作委員会 様にあり、ここでは当該作品の比較研究を目的として引用しています。

 

 

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