ネオ・ヴェネツィアに行ってきました:「ARIA」舞台探訪(聖地巡礼)
「ARIA」 2015/09/21~23 イタリア、ヴェネツィア
マンガの他、アニメ、さらには劇場版として公開された「ARIA」…
そこでは主に、火星にある“ネオ・ヴェネツィア”でストーリーが展開されています。
その“ネオ・ヴェネツィア”の背景モデルの舞台がヴェネツィアというのは、広く知られているとおり。
そこで、シルバーウィークの休みにヴェネツィアに行ってきました。
劇場版「ARIA The AVVENIRE」の舞台は?
劇場版「ARIA The AVVENIRE」の公開日は2015年9月26日、我々が訪れたのは9月21~23日ということで、劇場版の新規の舞台へ行くことは不可能。涙をのんで、新舞台はあきらめることに。
そのため、同行者(USO9000)が過去に訪れた時に行けなかった・撮影できなかった舞台と、キービジュアルの回収が主な目的となりました。(写真の一部はUSO9000撮影)
出発前に分かっていた劇場版キービジュアルは2種類。これは絶対に行くことにしました。
サン・マルコ広場 | コンタリーニ宮 |
(↑ヴェネツィアの記事は書いていないようで、国内で誤魔化されているような気がしないでもない…)
ちなみに、自分は劇場版「ARIA The AVVENIRE」は見ましたが、マンガもアニメも見ていないので、すべて同行者におまかせということでm(__)m
<2016/06/23追記>
同行者(USO9000)はヴェネツィアの記事も書いてましたね。
速報ということで旅行記になってなかったので見落としました。失礼しましたm(__)m
⇒ 「ARIA」舞台探訪 Neo-Venezia編(速報版) [仮想と現実の真ん中あたり]
ヴェネツィア本島を巡ります (写真はクリックで大きなサイズへ)
サンタ・ルチア駅付近
サンタ・ルチア駅 | スカルッツィ橋 |
この2つと、運河を挟んで反対側にあるシモーネ・ピッコロ聖堂が、劇場版「ARIA The AVVENIRE」で描かれていました。
キービジュアル | 柵のある写真 |
右のは、特典にこの建物の別のビジュアルがあって(旅行から帰ってから判明)、柵のあるものを探したらこれになりました(^^;;)
劇場版「ARIA The AVVENIRE」ではこの建物・庭やこの付近が多数出ていました。…もっといろいろ角度を変えて撮ってくればよかったと、後悔しました。
こんな↓ネタ写真ばっかり撮っていたなんて、バカですねえ…(恥ずかしいので大きなサイズはありません)
アリア社長 |
Caffe' Chioggia前 | サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会方面 |
サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会方面のは、キービジュアルを真似て撮りました。アックア・アルタの海水がかなり寄せてきてましたか…完全一致できませんでした(それは同行者任せ(^^;;)
サン・マルコ寺院については…半分修復中だったため、全景は撮りませんでした…(><)
サン・マルコ広場から | 鐘楼の上から |
原作やアニメ、劇場版「ARIA The AVVENIRE」で使われているのは、魚眼で撮影されています。
撮ってみました↓
iPhone+クリップ魚眼レンズ | iPhoneのパノラマ |
普通は魚眼レンズなんて持ってませんからね…(同行者は前に撮影に来たときは魚眼を持参しなかったため、今回リベンジしたらしいww)
<2016/06/21追記>
同行者(USO9000)から魚眼レンズで撮影した画像の掲載許可をもらいましたので、追加します。
魚眼レンズ(by USO9000) | 原作11巻P106-107 |
マルコ・ポーロ生家 | 銘板 |
現地では生家として記録され残っているんですね。
原作にあるカットはゴンドラからのもの、ということでゴンドラで行った訳ですが、同行者が撮影しようとしたら人物が入ってしまい、原作どおりにはならなかったとのこと。泣ける…(^^;;)
不幸の石 |
現地では特に何も記載がないので、場所をあらかじめ知っていないと行けないと思います。
リアルト橋は修復中で、片面半分に広告の付いた垂れ幕が下がっていましたので、撮るのはあきらめました…(><)
アカデミア美術館側 | サン・マルコ広場側 |
そのせいか、原作やアニメでもよく出てくるようです。他のマンガなどでも、この橋からのカットが使われていたりします。
アルセナーレ | アルセナーレ正門 |
正門は、原作でこの角度で使われているからということで、合わせてみました。
帰国してから劇場版「ARIA The AVVENIRE」を見たら、このまま出てきていて快哉を叫びましたね(心の中で)。
サン・ピエトロ・ディ・カステッロ教会付近 |
代わりに、『Ponte de Quintavalle』となっています。この名前で検索すると、この橋の画像がいろいろ出てきますので、もしかしたらこれが正式名称?
⇒ http://www.comune.venezia.it/flex/cm/pages/ServeBLOB.php/L/IT/IDPagina/57790
どちらを採用したらいいのでしょう??
なお、この橋へ行くには徒歩でもいいんですが、自分たちはせっかくだからと水上バス(ヴァポレット)に乗りました。
サン・マルコ広場から行きが4.1番、帰りが4.2番でした。
メインロビー | メインロビー上の吹き抜け |
今回の第一目的は、姫屋モデルのこのホテルです。
原作コミックの表紙絵にもなっているので、合わせてみました。
ここは三つの建物で構成されているのですが(少なくとも運河側は)、真ん中に姫屋モデルの本館があり、そこにこのメインロビーがあります。
メインロビー(階段から) | 窓から見た街路(by USO9000) |
窓から見た景色ですが、テラスレストランへ行く途中にあります(本館から分館へ行く途中)。
キャプ画を持ってメインロビーの吹き抜けを撮影していたら、ホテルの方(営業担当? 普通にビジネススーツの方)が「君知ってるかい? ここのレストランへ行く途中には、この作品に出てきた場所があるんだよ(意訳)」と言われました…
コミック片手に撮ってたら、ホテルの執事(?)さんが「窓からの写真(第12巻中表紙)知ってるか? あれは朝食のテラスへ行く回廊なんだ。あの形の窓で通りが見えるのはあそこだけだからね」と教えてくれました。何て素敵なサプライズ(^.^) #ARIA
— USO9000@中機能社会不適応者 (@USO9000) 2015, 9月 23
きっと日本から取材の申し込みがあった時に対応された方か、その周辺の方じゃないだろうか…? なんてことを想像したりしました(^^;;)「ARIA」の舞台
大きな地図で 「ARIA」 舞台探訪マップ を表示
参考サイト等
ヴェネツィアでARIA舞台探訪をするにあたって、たちきち さんのサイトとマップを参考にしました。
→ ARIA the Navigation - ARIA舞台探訪・聖地巡礼 完全ガイド -
どうもありがとうございました!
なお、事前に次の本を読んでおくと、理解が深まりヴェネツィアを回るのが楽しくなります。
- 作者:七生, 塩野
- 発売日: 2009/05/28
- メディア: 文庫
自分が正を読んだのは高2の時で、続を読んで最後の簡潔な文章が心に沁みましたね。
初めてサン・マルコ広場に来た時は、本当に感慨深かったです。
舞台探訪・聖地巡礼のために
…現地へ行かれる際のマナーについては、次のとおりお薦めします。
現地へ行かれる際のマナーのお薦め
・舞台を荒らさないこと。 ・住民に迷惑をかけないこと。 ・舞台での行動は慎重に。
更新履歴
<2016/06/21追記>
掲載許可をもらった、鐘楼からの魚眼レンズ写真部分を追加しました。
またサン・ピエトロ・ディ・カステッロ教会付近への水上バス、参考図書を追記しました。
<2016/06/23追記>
同行者(USO9000)は国内の記事しか書いていないと記述していましたが、ヴェネツィアの記事も書いていたことがわかったので(⇒上に記載)、追記しました。